糖質制限ダイエットをしたら体脂肪率が増えたという謎?
40代オヤジのコンプレックスを解消するために「まずはダイエットをするんだ!」と心に決めてから糖質制限に取り組み始めました。
まあ、無理してやってもどうせ長続きしないからと、甘いモノは極力食べないようにしたり、そばなどの比較的糖質の少ないものを食べる程度にしているのですが、2ヶ月で3kgほど体重が減りました。
ところがです!逆に体脂肪率は上がっているという謎の現象が・・・
ほんのちょっとですがモチベーションが下がったので、知り合いのパーソナルトレーナーに聞いてみたところ腑に落ちましたので、シェアしたいと思います。
算数レベルの話です(笑)
体重が減ったのに体脂肪が増えた謎の数値
体重と体脂肪の推移はこんな感じでした。
(前) 体重:77.4kg 体脂肪率:25.2%
(後) 体重:74.3kg 体脂肪率:26.1%
体重は約3kg減ったものの、体脂肪率が増えていると少なからずショックですよね。最終的には体脂肪率を減らして締まったカッコいいボディを作るのが目的ですから。
ただし、ダイエットを始める前から頭に入れておいたのは、40代のダイエットでは、まずは体重の減少に注力しようということです。体重が減ってくればひとまず成功と考えていたのでその点では良かったのですが、それにしても若干やる気は下がりました。
繰り返しますが、そこで知人のパーソナルトレーナーに糖質制限ダイエットをしても体脂肪率が減らないどころか増えてしまったという話をしたところ、その理由というか、そもそもの体脂肪率の仕組みを教えてくれたのです。
体脂肪率の概念を確認することで納得!
ということで、体脂肪率とはなんなのかについて簡単に確認しておきましょう。
きっと、あなたならこんなミスを犯さないと思いますが、私は勘違いしてしまったので!
体脂肪率の計算式
[体脂肪=体重×体脂肪率]
です。
なので、これを先ほどの数値にあてはめてみるとそれぞれ
(前) 体重:77.4kg×体脂肪率:25.2%=19.97kg
(後) 体重:74.3kg×体脂肪率:26.1%=19.62kg
となり、実は体脂肪の絶対質量は減少しているんですね!
なので決して脂肪が増えたというわけではなかったんです。たとえ少しでも脂肪分が減ったことがわかったので無事、やる気を取り戻すことが出来ました。
今後の展開
糖質制限ダイエットでは、一時的に水分が体内から抜けることもあり、筋トレなどの運動を平行して行っていない場合は体重減少の割に体脂肪は減らないということです。
でも、これは当初から予定していた40代ならではの無理をしないダイエットの考え方ですので、今のところこれでいいんです!
今後は、現在のウォーキングの時間を伸ばしつつ、つまり有酸素運動の量を増やしてさらなる減量を目指しつつ、少しずつ筋トレも行っていこうと思います。
自分の中では体脂肪率の減少を意識するのは70kgを切ったあたりからでもいいかなと考えています。
当方、身長はわずか164cmしかないので、まだまだ体重が重い状態なんですね。故障しては運動もできなくなってしまいますので、あくまでもじっくりと行きたいと思います。
70kgを切って体脂肪率の減少を意識しだしたら、糖質制限のほうも見直していくことになるでしょう。