体重は減るのに体脂肪率は下がらない理由に納得した件

一時期体重は減るのに体脂肪率は下がらないという経験をしたことがあります。

 

正確に言えば体脂肪率が下がらなどころか逆に増えてしまったんですね。

 

なぜそうなるのかについて先日雑誌に書いてありましたのでショアしたいと思います。

 

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体脂肪率の意味

体重が下がるのに体脂肪率が下がらないどころか逆に増えるという現象を説明するには、まずは体脂肪率が何を意味しているのかを説明する必要がありますね。

 

とはいえ「読めばわかるでしょ!」程度のことです。

 

そうです、日本語で考えればすぐに分かるのですがダイエット用語として考えると他に意味があるのではと考えてしまう我々の罠。

 

まあそんなことはいいとして・・・

 

体脂肪率=脂肪の重さ÷体重

 

です。

 

この式を見たら体重は減るのに体脂肪率が減らないという現象が起こることがなんとなくわかってきましたか?

 

 

体重が減っても体脂肪率が増えてしまう単純な理由

つまりこういうことです。

 

当たり前ですが体脂肪率というのは体重のうち脂肪の重さが占める割合ですから体重が減ったとしても同じ割合だけ、重さベースで脂肪も減らなければ結果として体脂肪率は増えてしまうんです。

 

例を出しますね。わかりやすいように体重100kgの力士がいるとして、体脂肪が現在30kgあるとします。(力士で100kgは少ないだろというツッコミはなしでw)

 

体脂肪率は・・・30%ですよね。

 

これもわかりやすいように、上記の力士が少し筋トレか有酸素運動でもやったのか、体重が50kgになって、その時の体脂肪が20kgに減ったとします。(力士が50kgになったらもはや力士じゃないだろというツッコミはなしでww)

 

いいですか、体脂肪の重さ自体は30kgから20kgに減ったんです。ココポイントです。

 

この時の体脂肪率は

体脂肪率(40%)=脂肪の重さ(20kg)÷体重(50kg)

 

どうですか、見事体重も脂肪量(脂肪の重さ)も減っているのに体脂肪率だけは上がっているじゃないですか!?

 

実は私自身、ここまでオーバーではないですが、体重は減ったのに体脂肪率が増えたという経験をしております。

 

その時の様子は具体的な体重や体脂肪率の変移も含めて『糖質制限ダイエットをしたら体脂肪率が増えたという謎?』に書きましたので参考にしてください。

 

さてそれでは体重は減ったのに体脂肪率は増えてしまったというこの現象に対処するにはどうしたらよいでしょうか?

 

 

体脂肪を積極的に落とすための方法

体脂肪率を減らすためには体重が減る割合よりも体脂肪が減る割合を高める必要があります。

 

体重が減るときには場合によっては筋肉まで同時に減ってしまうこともあるわけです。

 

特に我々40代は何もしないとどんどん筋肉量は減っていくものなんです。

 

究極は体重減少分のすべてが体脂肪の減少ならば一番いいのですが、出来る限り体脂肪を優先的に減らすために一番効果的なのはなんといっても運動です。

 

体重を減らすために一番効果的なのは糖質制限食だと私はこのブログを書いている今日の段階では信じているのですが、体脂肪を減らすために必要なのは運動と組み合わせるほうが断然優れていると思います。

 

特に中性脂肪が分解された脂肪酸が燃焼することを考えると有酸素運動がいいでしょうね。

 

しかも、はじめはゆる~めのウォーキングなど。

 

体力がついてきたら徐々に筋トレも行っていく感じです。

 

体脂肪を落とす具体的なメカニズムについては以前書いた記事を参考にしていてだければと思います。

分解と燃焼のプロセスで理解する効果的な体脂肪の落とし方

 

ということで体重が減っても体脂肪率が下がらないというを優しく解説させていただきました。

 

最後にお伝えしたいのはたとえ体脂肪率が減らなくても体重が減っていれば次のステージに向けて踏み出せるということと、きっと体重が減る前よりも体脂肪量は減っているということです。

 

身軽になった今、軸足を食事制限から運動へと移して今度は脱脂肪なモテボディ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに女性の美ボディを作るのにも最終的には筋トレ、ウエイトトレーニングはおすすめですよ!

詳細は

芸能人みたいな美脚になれるダイエット法の3つの秘訣とは?』で!