糖質制限ダイエットの成功を邪魔するブドウ糖スパイクの正体とは?

糖質制限ダイエットに成功するには、結局ブドウ糖スパイクを起こさないことが最大の秘訣だという結論に達しました。※いまのところ・・・

 

今回はその理由について語りたいと思います。

 

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なぜ糖質制限はダイエットに効くのか?

糖質制限をしたらダイエットに繋がるメカニズムについて少しお話しますね。

 

そんなの知ってるよという場合は、ここはスルーして下さい。

 

まず糖質制限という概念が出てくる前はダイエットといえばカロリー制限でした。

 

すなわち摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにすれば痩せていくという理論です。

 

ところが実際にエネルギーを口から入れる量と同じ量を消費してもどうやらプラスマイナスゼロにならないのではないか?

 

という疑問も湧いてきたようです。

 

そこにカロリー制限では説明がつかない事態が起こってきたのです。

 

つまり同じ量カロリーを摂取しても糖質を摂取した時が一番内臓脂肪を貯めてしまうということがわかってきました。

 

今でもカロリー制限が一番効くという人もいると思いますし、私は栄養士でも医者でもないので断言はしません。

 

ただかなりダイエットのことを調べてきた個人的な印象としては、やっぱり糖質制限のほうが納得が行きます。

 

少し話がずれましたが、ではなぜ糖質を摂取すると内臓脂肪が貯めやすくなるのか?

 

ここが糖質制限がダイエットに効く理由ともつながってきますが、糖質を摂取するとインスリン、別名肥満ホルモンというものを分泌するからなんです。

 

いよいよブドウ糖スパイクのお話です。

 

 

ブドウ糖スパイクの正体。

糖質を摂取する前の血糖値というか通常時の血糖値ですかね、これを空腹時血糖といいます。通常100mg/dlくらいです。

 

糖質以外の栄養素を摂取した場合には、この血糖値にそれほど変動がありません。

 

ところが糖質を摂取すると精製されていない玄米や全粒粉パンだと140mgくらいまで上がります。

 

精製された白米や食パンなどを摂取すると、なんと170mg~180mgまで跳ね上がるんですね。

 

上がったあとの血糖値を食後血糖値といいますが、空腹時血糖値と食後血糖値の差が大きければ大きいほどインスリンの分泌量が多くなるわけです。

 

肥満ホルモンたるインスリンは血糖値を正常に下げる役割をしますので。

 

そしてインスリンの分泌により、使われなかったブドウ糖はまず肝臓と筋肉に貯蔵され、なおかつ貯蔵しきれなかったものはインスリンの働きにより中性脂肪として私達のお腹に貯蔵されるというわけです。

 

ここで、空腹時血糖値と食後血糖値の差が大きいことをブドウ糖スパイクといいます。

 

つまり食後血糖値の跳ね上がりさえなければ中性脂肪も、さほど体内には蓄積されないのではというわけです。

 

このブドウ糖スパイクは、糖質を摂る度におこります。

 

なので、最初は各食事の糖質摂取量を減らすだけでもいいですが、慣れてきたら徐々に朝昼夕の食事のどこかで丸々糖質を摂取しない場所を作るのが効果的ということです。

 

基本的に夕食を抜くのが一番効果的みたいですね。

 

もちろん、どこか1食抜くならということです。理想は3食全て抜くのが一番いいです。

 

ブドウ糖スパイクの正体、ご理解いただけましたか?ぜひ謎のスパイクに襲われないように糖質の摂取を制限していきましょう。