糖質制限ダイエットで痩せないなんて考えにくいがあえて理由を探してみた
糖質制限ダイエットはいまやダイエットのメカニズムにおいては一番科学的にも説得力がある考え方です。
私もまったく無理な方法をとらずに、毎食の糖質摂取量を減らすことを意識しただけで3ヶ月で4kgほど痩せました。
なので、基本的には正しいほうほうで糖質制限に取り組んでいれば、痩せないということは考えにくいのですが、
もし糖質制限ダイエットで痩せないとすれば何が悪いのか、あえて痩せない理由を考えてみました。
最後には、正しく糖質ダイエットをやっても痩せない場合についてもご紹介します。
糖質を制限していても痩せない一番大きな原因
糖質制限ダイエットは食事制限だけでも痩せるので、ここでは「運動をしていないから痩せない」という選択肢は除きますね。
そう考えると一番多く考えられるのは、やっぱりというべきか、
糖質を制限していると思っているのに実は思った以上に糖質を摂取してしまっている。
ということです。
私もそうだったのですが、糖質を制限すると初期の頃は甘いモノが食べたくなります。
私は自宅で仕事をしているので、ちょこちょこ食堂に母のキープしているお菓子をつまんだりしちゃっていたことがあります。
このちょこちょこが結構ばかにならないんです。
糖質を摂取して中性脂肪が増える仕組みを簡単に説明すると、まず糖質を摂取すると血糖値が急激に上がり、血糖値を正常に戻すためにインスリンが分泌されます。
空腹時血糖と食後血糖の差が大きことを「ブドウ糖スパイク」といいますが、つまりブドウ糖スパイクが起こるとインスリンが分泌されると考えてもいいです。
裏を返せばブドウ糖スパイクが起こらないようにすればインスリンの分泌が防げ、その結果として糖質が中性脂肪として取り込まれるのを緩和して肥満は徐々に改善されていくわけです。
以前の私のように、ちょこちょこ糖質を摂っていると、それほど多くはなくてもインスリンが頻繁に分泌されるので常に中性脂肪がストックされている状況を作り出してしまうわけなんですね。
少し話題が外れてしまいましたが、本人はその気でも、糖質を知らず知らずとっている場合があって、
たとえ少量ずつでもブドウ糖スパイクが起こりインスリンの分泌が減量を除魔するということは覚えておいてくださいね。
それでは、知らず知らずに糖質を摂取してしまいやすい食べ物について触れておきます。
隠された糖質
まあ実際は特に隠されているわけではなく、成分表にもキチンと載っているものばかりです(笑)
清涼飲料水
いわゆるジュース類です。特に夏場だとガバガバ大量に甘いモノを飲んでしまいがちなので注意が必要です。
レモンティーやスポーツドリンク等に入っている比較的甘さが抑えてあるものでも量を飲めばかなりの糖質量になります。
ペットボトル症候群という言葉もあるくらいなので、出来る限り糖質の入っている飲み物は控えましょう。
飴(キャンディー)
意外に盲点なのが飴類です。スースーするキシリトールが入っている飴やガムなども100gあたりの糖質は砂糖の半分くらいはあります。
手持ちぶたさにデスクワーク中常に舐めていたらトータルするとかなりの糖質を摂ってしまうことになりますね。
たとえのど飴でも一部甘味料としてエリスリトールというものを利用しているもののほかは、ほとんどが糖質を多く含んでいます。
あまり糖質摂取もキャンディーも舐め過ぎはよくないです(笑)
調味料やソース類
あまりドレッシングやソースも糖質が含まれています。いくら野菜を食べていてもかけるものが糖質だらけでは効果は半減です。
特に糖質制限ダイエットでは、マヨネーズはOKだけどケチャップはNGなど、今までの私達のイメージとは違うものもありますので確認するといいですね。
その他にもイモ類は全体的に糖質が高いです。
以上が、正しく糖質制限ができてないですが、最後に仕方が無いなという例をお伝えします。
肥満遺伝子(倹約遺伝子)の持ち主である場合
聞いたことがあるかもしれませんが、肥満は遺伝子によって支配される部分が少なからずあります。
普通の人でも肥満となる原因の3割くらいは遺伝だと言われたりもしています。
具体的な遺伝子としてはβ3アドレナリン受容体やPPARγ遺伝子などがありますので、もし興味があったら調べてみるといいでしょう。
β3アドレナリン受容体のほうは通常の人と比べて基礎代謝が少ないそうなので痩せにくんですよね。
もっとも最後の肥満遺伝子については、基本的にどんなダイエット法でも痩せくいです。
以上が、糖質制限ダイエットでも痩せないと考えられる理由でしたが、痩せないと思ったらまずは一日に食べたものを2週間ほど記録してみることをオススメします。
思っていた以上に食べていることが発覚するかもしれません!