坂道ウォーキングの意外な効果と工夫、そして注意点は?
ウォーキングの目的は様々だと思いますが、ダイエットを目的とするならば適切な心拍数をキープして歩くことが必要です。
簡単に言えば早歩きですね。
直接的なダイエットへの影響はペースを早めたウォーキングでカバーできるのですが、実は間接的にダイエット効果を高める方法があります。
それが坂道ウォーキングです。
坂道をウォーキングすることには意外な効果もあり、間接的にダイエットにつながっていきますのでシェアしたいと思います。
坂道ウォーキングの工夫や方法、注意点も交えてお話しますね。
筋力増強で痩せ体質に
まず坂道ウォーキングの効果ですが、何と言っても普通のペースで平地を歩くことに比べると圧倒的に筋力がついてきます。
私の普段歩いているコースでは、比較的序盤は下り坂が多くて、帰りに登ってくるパターンなんですが、ウォーキングも終盤ということも手伝ってか、もう、最後は「フーフー」言いながら歩いてますよ。
まるで猫舌がラーメン食べる時のように。
いらぬ例えですね(汗)
フーフー言っちゃうのは実は脂肪燃焼という面からはオーバーロードで効率が悪いのですが、それでも筋力をつけることはボディメイクをする上で最終的に意味があるので坂道ウォーキングは外せません。
では、足に筋力がつくと何がいいのでしょうか?
足に限らずですが、体に筋力が付いてくると、それだけで活発的になります。
今までは50センチメートル先のテレビのリモコンを取るにも、赤ちゃんみたいにハイハイしながら取りに行ってたのが、何のためらいもなくすっと立ち上がって取りに行くなんていう経験もしたことがありますよ。
動くのが億劫でなくなると、活動的になるので体も引き締まってくるわけです。
もちろん見た目だけの問題ではなくて、体を動かせば基礎代謝も増えてくるので痩せ体質へと変身できるというわけです。
とはいえ、いつも坂道をウォーキング出来るとは限らないと思います。
私のように常にウォーキングコースに坂道が入っていれば別ですが、忙しくしているサラリーマンが日常的に坂道を歩くような効果を得られる工夫はないでしょうか?
単純なことですがあります(笑)
坂道がなくても同じ効果を生む少しの工夫
要は登ればいいわけですよね。
だとしたら本当に単純で恐縮ですが、エスカレーターやエレベーターを極力使わなければいいです。
また、少し面倒かもしれませんが、横断橋や歩道橋があったらちゃんとルールを守って、それらを使うとかですね。
私は普段自宅で仕事をやっていますが、外出する時はウォーキングやジョギングなどの時間が取れにくくなるので、必ず駅や訪問先ではエレベーターやエスカレーターを使わず、極力足で階段を登るようにしています。
あ、さすがに大江戸線や副都心線などの大深度地下鉄は調整して全部は階段を使いませんが・・・
簡単なことですが、意外にサボりがちなので意識してみてはいかがでしょうか。
坂道ウォーキングの気づきにくい盲点
最後は坂道ウォーキングをする上での注意点です。
先ほどからお話している通り坂道ウォーキングでは筋力が増強される効果があるわけですよね。
そこで注意が必要なのは、筋力の付き方です。
つまりこういうことです。
階段などを登る時に付く筋肉と、下る時に付く筋肉は違う箇所なのです。
すなわち上りは表側の大腿四頭筋に負荷がかかり、下りは主に裏側のハムストリングスが鍛えられるというわけです。
ダイエットや筋力をつけるために階段を登るというと登る方に偏りがちですが、駅や建物内で階段を使って登るならば、下りも階段を使うのがベターってことですね。
もちろん筋トレでどちから負荷が偏った方を別途トレーニングすることも可能といえば可能ですが、最初は特にそこまで意識がいかないですからね。
シンプルに、上りと下りの両方で階段を使うようにするのがいいのかなという気がします。
ぜひ坂道ウォーキング、階段ウォーキングで足に負荷をかけて痩せ体質を手に入れましょう!