ボディメイク目的で指を筋トレしても無意味なのか?
ボディメイクというのは男性ならいわゆるモテボディのことを指してますが、このボディメイク目的で指を筋トレで鍛えることは意味があるのでしょうか?
指立て伏せをやっている人はなぜやっているのかなと思ってふと考えてしまいました。
ということで、指を鍛える意味を考えてみました。
どんな人が指を鍛えてるのだろうか?
指を鍛えると聞くと、まず思い浮かべるのがボディメイク目的とかではなく、ピアノやギターの楽器の練習ですよね。
私もギターを弾いたことがあるのですが、各指の動きというのは最初は全然ダメダメでした。
それほど本気でやっていたわけではなかったので、指を鍛えるところまでは行きませんでしたね。でも筋トレまでするかは別にして指を鍛えれば、もっと弦を抑えるのが楽になるだろうなとは感じましたよ。
ピアノをやっている人なんかも同じだと思います。どうしても小指とかって弾きにくいじゃないですか。届くか届かないかの鍵盤を叩こうとすると、ホント指が攣りそうになりますよ(汗)
あと忘れてはならないのがライターです。小説家なんかもほとんど今はパソコンのキーボードを使っていると思いますが、キーボードを叩くにしてもペンで書いたにしても指の力は必要だと思います。
とはいえ、パソコンに向かっていやというほど一日中キーボードを叩いていますので、ことさらそれ以上に筋トレで指の筋力をつけようという気にはならないですがね。
スポーツだって当然指の筋力は強いほうが有利
と、これまではどちらかというと筋力をつける目的が、直接スポーツとは関係なかったですが、当然スポーツでも指を鍛えたほうがいいものはあります。
特に必要だと思われるのがロッククライミング。ロッククライミングは手というよりも、もろに指を掴んで登っていきますから指の力は強いに越したことはないですよね。
同じくロープを使わないボルダリングなども一緒です。
とは言っても、スポーツなら比較的、指の力は必要になります。サッカーなど指を使わない競技は別として野球だってピッチャーなんかは最後にボールを押す力が強いほうが決まっていますし、バッターもバットを握りしめる筋力が必要でしょう。
と、この辺で勘の良いあなたなら気づいたと思いますが・・・
指を鍛えるって実際は握力を鍛えてるんですよね。
指の筋トレは握力を鍛えることとほぼ一緒
実は指の筋肉というのはなくて正確には筋です。つまり指を鍛えているつもりでも、特に握力を鍛える時は前腕部を鍛えていることと同じことなんです。
全く一緒とはいいませんが、効果としては指の筋トレをするよりも握力を鍛えたほうが効果は高いでしょう。
それではどうやって鍛えるかですが、特に選択肢が多いわけでは無いですね。
一つ目は、普通に握力アップ用のハンドグリップです。私は小学生から野球をやっていましたので結構握力は鍛えてました。
筋トレという意味でハンドグリップを握る場合は100回も連続でできても意味がありませんので、どうにか踏ん張って20回出来るくらいの硬さがいいです。
二つ目は、少し重いなと感じるようなものを指だけで持ち上げてみることです。広背筋を鍛えるのにも役立ちます。あまり重いものを指だけで持とうとすると指をくじいたりしますのでくれぐれも無理はしないでください。
三つ目は、指立て伏せですが、これはデモンストレーション的な意味合いが大きいのではないでしょうか。確かにピアノやギターなど、握るものではなくて純粋に押すものには効果があるとは思います。
あとは握力グリップは握るほうに力を入れるわけですから、指立て伏せをして手のひらを伸ばす方に力をいれるのは腹筋と背筋をやる原理で実際には意味があるかもしれません。
ここまで読んでくれたあなたは、ほぼボディメイクには興味がないか、筋トレオタクだと思います(笑)
ということで、
【指の筋トレをやってもボディメイクには無意味だ】
これが私の結論です!
ただ握力が強くなると日常生活が楽になります。荷物を持つ時などは全然疲労度が違いますね。副次的な意味では指を鍛えることは非常に効果があると思います。