低糖質ダイエット中に食べていい主食の回数と種類は?
別名糖質制限ダイエットと呼ばれる低糖質ダイエットですが、低糖質に制限されている中で一番困るのはズバリ主食。
特に中年40代の男性は炭水化物目一杯の食事に長年親しんできたのではないでしょうか。
しかし、そんな数十年の習慣とも今日でお別れです。
低糖質ダイエットにチャレンジするからには、糖質が高い主食は基本的には食べてはいけませんので。
ということで、低糖質ダイエット中には主食は何回食べてもいいのか?そして主食の代わりになるようなものはないのかについてお伝えしていきます。
制限レベルによって変化する主食の回数
低糖質ダイエット中の糖質制限には強弱があります。
一気に痩せたい場合には、やっぱり3食すべて糖質たっぷりの主食を抜くのが効果はあるのですが、現実的にはオススメしません。
なぜかというと、急激な糖質制限は体が糖質に対して枯渇状態になったり、継続するのが辛くなったりして逆にリバウンドの可能性が高まるからなんです。
なので、私がオススメするのは段階を踏んで主食を抜く回数を増やしていくことです。
しかも本当に一番最初は、今まで3回糖質の主食を摂っていたとしたらまずは1回あたりの量を減らしてみることです。
最初は本当にご飯を一口残すところからはじめて、朝と夜は半分残すというふうにレベルアップしていけばいいですね。
ただし同じ量を減らすのであれば、各食事で平均的に減らすのではなくて、糖質を取る回数を減らした方がいいです。
例えば、朝昼晩とご飯2杯ずつ食べていたのを1杯ずつに減らすのでしたら、朝昼晩で1杯ずつ食べるよりは、朝1杯、昼2杯、晩なしにしたほうがいいということです。
なぜかというと、主食を摂る回数によってインスリンが分泌される回数も増えるから余ったなブドウ糖を体脂肪として蓄える回数も増えるというダイエットに直接関わる理由のほか
さらに怖いのが、糖質を摂取して血糖値が急上昇すると血管内皮が傷つけられてしまうのです。
私も含めて中年男性のメタボリックな状態は高血圧を伴っている場合も多いですからダイエットに悪いばかりか、将来的に、というか今にでも心筋梗塞や脳溢血などの循環器系の疾患も怖いです。
ということで、低糖質な食事を心がけることは、単に痩せるためという役割を凌駕していますので、ぜひ早めに低糖質ダイエットを始めることをオススメします。
では、具体的に朝昼晩のいつ主食を抜けばいいかについては、以前『糖質制限ダイエットで主食を抜くなら朝昼夕いつがいい?』を書きましたので参考にしていただければと思います。
主食の代わりになりそうなものって何?
糖質が高い主食は食べないほうがいいことはわかりました。
かといって、禁煙の手持ち無沙汰ではないけれど、今までご飯茶碗をもっていた左手がなんとなくさみしい。
左手に持つとまでは行かなくても、おかずを持ってきて、ワンクッションおくような主食の代わりになるような存在はないのか?
低糖質ダイエットを始めた時に私はそんな風に思いました。
そこで、最後に、主食の代わりになりそうなものをご紹介しようと思います。
豆腐
豆腐は一番おすすめです。実は豆腐は低糖質ダイエットでは高たんぱく質食品でもあり、定番です。
しかし、当初はあまり好んで食べませんでした。味がないのでなんかおいしく感じないんですよ。
でも、ご飯の代わりだと思って食べたら極めて自然と頂けましたね。
湯豆腐や冷奴などバリエーションもありますし、かなりおススメです。
こんにゃく
豆腐と並んでススメられているのはこんにゃくです。こんにゃくダイエットとかも流行りましたよね。
こちらもご飯だと思って食べれば食べられなくはないのですが、豆腐と比べると少し癖があるような気がします。
夏はところてんなんかはいいかもしれません。ところてんは寒天ですが。
低GI食品
糖質は少し含まれていてもいいけれど、いわゆる低GIと呼ばれているものです。代表的なものでは、そば、玄米、全粒粉パン・ライ麦パンなどが比較的GI値が低いです。
意外なのがパスタ。どんなパスタにするかによってカロリー的には高くなってしまう可能性がありますが、GI値そのものは低いので低糖質ダイエットで主食を抜かない場面ではいいかもしれません。
以上、低糖質ダイエット中の主食についてお伝えしてきましたが、とにかく急激に主食を全部抜いたりしないことをオススメします。
徐々に糖質を制限していくと体と脳が軽くなるような印象に私はなりました。
さきほどもお伝えしましたが、低糖質な食事、糖質制限は単にダイエット法だけではなくて健康法ですので、徐々に慣れていってアンチエイジングな体づくりをしていきましょう。