朝のウォーキングで痩せたのは時間帯がいいから?それとも・・
「朝、ウォーキングをして痩せました!」といってもこれは私の話ではありません。
最近、私の友達が言っていたことなのです。
彼は私がダイエットブログを書いているのを知っているので、上記のように
「結城聞いてよ。ここ数ヶ月、朝ウォーキングするようにしたら痩せたんだよ」
と教えてくれました。
そこで私はふと思ったのです。
(朝にウォーキングして痩せたのか、それともウォーキングしていたのがたまたま朝というだけだったのか)
と・・・
ということで、朝のウォーキングというのは本当に痩せる効果があるのかを調べてみました。
朝ウォーキングをするのは目を覚ますため
結論から言うと、特段朝ウォーキングしたからといってダイエットにいいというわけではなさそうです。
朝体を動かす効果としては1日を活発に過ごすにはいいようですね。
体が目を覚ますと同時に脳が活性化しますから。
朝からあまり激しい運動をすると血管や心臓に疾病を抱えている人はダメですし、普通の人でも酸素不足になって逆に眠くなったりする可能性もありますが、30分くらいのウォーキングだといいと思います。
またダイエットという観点からも決して無駄ではありません。
歩けば歩くほど、当然カロリーは消費するので、朝という特別な効果はないものの、ダイエットに確実に貢献します。
また一度に長く歩く時間が取れない方にも、朝30分、夕方や夜にかけて30分という感じで分散させてウォーキングすることも可能になります。
と、朝のウォーキングだから痩せたという根拠は見つからなかったものの、朝歩くからこその効果も発見できました。
朝ウォーキングの本当の効果
「朝ウォーキングしはじめて痩せたぜ」といっていた彼が、もう一つ語っていたのがこれです。
「夜、よく眠れるようになった」
ということ。
これは、朝のウォーキングの最大の効果ですね。
どういうことかというと、朝ウォーキングするということはトレッドミル(室内で使うウォーキングマシーン)でも使わないかぎり外に出るわけです。
外に出れば、晴れていれば太陽を浴びますし、少なくとも空は明るいでしょう。
すると体内時計のリズムが正常に触れてくるそうなんです。
体内時計のリズムが正常になると、歩いたあと15時間後くらいにはると睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されます。
またウォーキングすることにより、リラックスしている時に出ると言われる副交感神経の機能も高まるので自律神経のバランスも整い、精神的にも室のいい睡眠が取れるというわけです。
さらに言えば、体内時計のリズムがよくなり、自律神経のバランスも整うとうつ病状態も改善されると言われています。
ということで、今日の話をまとめますと
- 朝のウォーキングによって痩せたというのは朝の効果ではなくてウォーキングの効果
- 朝ウォーキングをすることにより睡眠障害改善やうつ病予防にはなる
人間は朝は起きて、夜は寝るものなんですよね。
当たり前のことですが、町中が24時間眠らないようになった今、職業の24時間化も進んでいますので、睡眠障害やうつ病を引き起こしやすい社会になっているのかなと思いました。
もしあなたのお仕事に夜勤があるとしたら、今の状態を見なおしてみることをおすすめします。
また朝のウォーキングに直接的にはダイエット効果はないとしても、体内時計のリズムを整えてカラダとココロの状態を整えるためにも、早朝に15分でも歩くといいのではないでしょうか?
私は自宅が仕事場ということもありなかなかできていませんが、通勤をすると思って毎朝15分くらい歩いてみようかなと思いました。