炭水化物摂取ダイエットとは?そしてその方法は?

炭水化物摂取ダイエットと似たものというか、紛らわしいものとして炭水化物抜きダイエットとか糖質制限ダイエット低糖質ダイエットなどがあります。

 

各ダイエットの違いについては「低糖質ダイエットのやり方」でシェアしましたので参考にしてください。

 

炭水化物摂取ダイエットは上記のダイエット法のいずれにも属しませんね。ということで炭水化物摂取ダイエットなるものを調べてみました。

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炭水化物摂取ダイエットとは?起源はどこに?

いろいろと調べた結果、炭水化物摂取ダイエットとは、炭水化物を制限するどころか、逆に炭水化物を摂取しながら痩せようというダイエット法です。

 

と考えるとあなたはこう思うかもしれません。

 

炭水化物の摂取量を増やすってこと?

 

私も一瞬そう思いました。炭水化物抜きダイエット(糖質制限ダイエット)は糖質の摂取量を減らすか抜いて、他の栄養素を摂取する割合を増やして痩せるダイエット法ですよね。だとしたら炭水化物摂取ダイエットは反対に炭水化物の摂取量を増やして、他の栄養素の摂取量を減らすダイエット法なのではないかと。。。

 

ややこしいですね(汗)

 

でも、この一見屁理屈みたいなネーミングがなぜ注目されたのかというと2015年7月にあるテレビ番組で「炭水化物摂取ダイエット」という名のダイエット法が取り上げられたのが起源だそうです。

 

そこで取り上げられた内容を次に説明します。

 

 

炭水化物を抜くと体重が減る理由とは?

炭水化物を制限、もしくは抜くと確かに体重が減ります。私も緩やかながら糖質制限ダイエットを実施していて4ヶ月で4kgほど体重が減りました。

 

しかし糖質制限ダイエットで初期に体重が減る理由は、もともと糖質が水分と結合されて筋肉に貯蔵されているグリコーゲンが、糖質を抜くことにより再度水分を分解し体外へ排出されていくから。

 

なので脂肪が減るわけではないからダイエットとしての効果は薄いという面があるようです。この点、私の場合は、まずは短期間で体重を減少させて、運動をしても故障しづらい状況をつくることが目的なので、

 

私の場合、この理由では炭水化物を抜いてもそれほど問題は無いかと思います。

 

むしろ体脂肪を減らすのは、体重を運動ができるくらい落としてからと割りきってますので。

 

私が問題としているのはむしろ次の理由です。

 

 

炭水化物抜きは危険!炭水化物が必要な理由

炭水化物を抜いて問題となるのは脳へのエネルギー補給を考えた時です。私はライターという仕事をしているので、実際に文章を書いている時はもちろんのこと、いろいろな調べ物をしている時なども比較的脳は使っているかと思います。

 

そこに影響が出ては困るんですね。

 

その点、炭水化物(糖質として考えてもOK)は脳を動かすためのエネルギー源となっています。糖質を摂取しないとなると肝臓に貯められていた糖質がはじめに使われて、次に筋肉に蓄えられていたグリコーゲンが糖質と水分とに分解されて脳に供給されます。

 

それが無くなってしまうと脳が糖質切れを起こしうまく機能しなくなるというわけです。ここで中性脂肪を脳のエネルギー源となってくれれば痩せるんですがね(笑)

 

また炭水化物を抜いていく段階で確かに体重は落ちるが、筋肉量まで落ち込み相対的に見ると体脂肪率が減らないか、最悪上昇する場合もあるとのこと。私も実際に体験しました。

 

ただこれについては私の場合は、最初からある程度の体重を落としてからボディメイクに入っていく予定でしたからある意味織り込み済みです。

 

あなたの場合も同じ。体重が減ってきたら少しずつ筋トレや有酸素運動を開始したり、最初からやっているなら強度を上げていけばいいと思います。

 

以上のことを踏まえて、炭水化物摂取ダイエットについてまとめてみます。

 

 

炭水化物摂取ダイエットの方法と本質

私が強く感じた印象は炭水化物摂取ダイエットはカロリー制限ダイエットなのではないかということです。

 

ダイエットで現在基本になっている考え方として糖質制限ダイエットとカロリー制限ダイエットがあります。糖質制限ダイエットは文字通り炭水化物(ほぼ糖質と思っていい)を制限するダイエット法です。

 

カロリー制限ダイエットは旧来型のダイエットで、とにかくダイエットはカロリーを制限することによって行われるべきとする考え方です。

 

現在主流となっているダイエットは糖質制限のほうですかね。糖質をコントロールすれば他は何を食べてもいいという方法です。

 

話を戻して、では炭水化物摂取ダイエットは炭水化物の摂取の割合を増やすものかといえばそんなことを書いてある資料はどこにも見つかりませんでした。

 

つまり炭水化物を抜くのではなく割合は今までと変わらず摂取するということなのです。今までの割合と変わらず炭水化物を摂取して、炭水化物の絶対的な摂取量も変わらないのなら基本的には体重は減りません。

 

だとしたら摂取量の割合は変化させないで全体の摂取量を変える(減らす)しか無いわけです。

 

これって紛れも無く

 

カロリー制限ダイエット

 

ですよね(笑)

 

ということで結論!

 

炭水化物摂取ダイエットとは、栄養のバランスを考えて炭水化物の摂取割合は変えずに、全体の摂取カロリーを抑えるカロリー制限ダイエットのことである。

 

これが私の導き出した答えです。

 

要はバランスよく食べましょう!という話です。

 

私的には、もしもう一度ダイエットを最初から始めるとしてもやっぱり糖質制限ダイエットを選択しますね。