筋トレと有酸素運動の順番を科学する。
ダイエットの王道は有酸素運動であることは間違いありません。それは昔から言われていることなんですが、筋トレと有酸素運動を組み合わせるとより効果的にダイエットが出来るというのも、また言われていることのひとつです。
もしかしたらあなたも聞いたことがあるかもしれませんね。
でも迷うのが筋トレと有酸素運動のどっちを先にやったほうがいいのかじゃないですか?
少なくとも私は迷いました。
ということで、私なりに調べて見ましたのでシェアしたいと思います!
私のイメージと逆だった筋トレと有酸素運動の順番
さて筋トレと有酸素運動のどちらが先でしょうか?
イメージ的には有酸素運動が先で筋トレが後だと思っていました。理由は単純で、筋トレを先にやって有酸素運動たるジョギングやサイクリング、スイムなどを後にやったら疲れちゃうじゃないですが(笑)
でも有酸素運動を先にやって後から筋トレなら、筋トレで疲れてもバタンキューして休むことができる。
本当にそんな単純な理由からです。科学的ではありません。
でも、運動をしてすぐにその場に寝転がったりするのはよくないみたいです。クールダウンをしておかないと疲れが残りやすいとか。。。
前置きが長くなりましたが、この辺で、そもそもなぜダイエットに有酸素運動と筋トレが効くのかについて少し考えてみますね。
その後に筋トレと有酸素運動の効果的な順番について発表です!
ダイエットにおける有酸素運動と筋トレの役割
有酸素運動がダイエットに効く理由
有酸素運動については、耳にタコができるほどダイエットに効く理由が言われていますよね。あなたもきっと何度も聞いていると思います。
なので、ひとことだけ。
「脂肪を燃焼しやすいから」
有酸素運動というのは無酸素運動の反対語でして、単純に言えば無理なく息をしている状態で運動しているもののことです。
- スロージョギング、サイクリング、スイミングなどなど
目安としては会話ができるくらいのスピード・強度がいいと言われていますね。
体内に取り入れられた酸素で脂肪を燃焼させているという理屈です。
※無酸素運動は強度の強い筋トレや、陸上で言えば短距離走などが該当します。
筋トレがダイエットに効く理由
問題は筋トレがダイエットに効く理由ですが、多くの方がなんとなくわかっているのは、
「筋トレをして筋肉量を増やすことにより、新陳代謝がアップし、その結果太りにくい体ができるから」
ではないでしょうか?
つまり燃費が悪くなるので、通常の生活に使うエネルギー(基礎代謝)が増加するからっていうことですよね。
もちろんそれもあるんですが、実は筋肉量が増えても体重がみるみるうちに減少するほど消費エネルギーは増えません。
なので、筋トレがダイエットに効く理由というのはどちらかというと別のところにあるのです。
それは・・
筋トレにより成長ホルモンが分泌されるからです!
成長ホルモンの分泌が体脂肪の分解に役立つからダイエットには、脂肪燃焼エンジンである有酸素運動と筋トレを併用するといいんですね。
ということで、お待たせしました!
いよいよ結論に参ります。
役割から理解する筋トレと有酸素運動の順番
筋トレと有酸素運動の順番は、それぞれの役割を考えれば納得できます。
結論:筋トレと有酸素運動の順番は「筋トレが先!」
筋トレによってまずは成長ホルモンを分泌させた上で有酸素運動をすれば、筋トレによって分泌された成長ホルモンが有酸素運動の脂肪燃焼効率をさらに高めてくれるというわけです。
筋トレと有酸素運動を効果的に組み合わせてダイエットをしていきたいですね。
ただし、いきなり筋トレと有酸素運動を同時に始める必要はありません。無理して両方やると体の故障にもつながりますから。
ですから、もしあなたが、ここしばらく体を動かしていなかったならば、有酸素運動から始めて少し体を動かす習慣が身についたら筋トレも取り入れていくといいでしょう!
40代からのダイエット、ボディメイクは時間をかけてやるくらいがちょうどいいですね。