早朝ウォーキングは効果があるの?具体的には何時くらい?
何か物事を始める時に、どの時間帯がいいかというのは常に話題になりますよね。
ウォーキングについてもそうだと思います。
その中でも、ダイエット系のウォーキングやジョギング、そして筋トレも含めてどの時間帯が一番効果が高いかという話題になる時に、本当に大きく分けると2つの時間帯になります。
すなわち、朝か夕方かです。
なので、主にウォーキングについて、朝、特に早朝ウォーキングについての効果をお話したいと思います。
ウォーキングによって体内時計が整うメカニズム
早朝ウォーキングの効果として一番優れているのが、体内時計のリズムが整うということです。
体内時計のリズムが整うと、当然良質な睡眠が取れやすくなりますので不眠解消につながりやすいですね。
メカニズム的な観点からいうと、早朝に歩くことにより、まず光を浴びて脳が目覚めるという効果があります。
そしてその朝日は脳内にある体内時計の中枢に働きかけ、約15時間後に睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されるのです。
これだけだと単に朝日を浴びればいいということになるのですが、ウォーキングをすることにより、脳、心臓、消化器系などの臓器の機能を調整してくれる自律神経である副交感神経の機能も高まるので、自律神経のバランスがよくなり、結果として室の良い睡眠が取れると考えられているわけです。
ちなみに早朝に朝日の前に出て体内時計のリズムを整えるのは、いわゆる広い意味での睡眠障害の他にも、うつ病の改善に効果があると言われていますね。
理由は簡単で、早朝朝日に当たることは適正な時間帯でのメラトニンの分泌を促しますから自律神経のバランスを取りやすくなるからです。
早朝って一体何時のことをいうの?
次に、一体早朝というのは何時のことをいうのかという観点ですが・・・
早朝ウォーキングによって体内時計のリズムを整えるという効果を発揮させるならば、外が明るくなっている必要があるので季節によっても違いますね。
夏至に近ければ4時頃からですし、当時に近ければ6時以降でないと明るくなりませんので。
九州や沖縄などは、さらに日の出が遅いのではないでしょうか?
逆に何時までが早朝なのかといえば、調べたところによると、特に規定はないですね。
むしろ起床して1~2時間以内とかそういうイメージではないでしょうか?
一般的には8時を過ぎてしまったら早朝とは言わないと思います。
夕方や夜間のウォーキングに効果はあるの?
最後に夕方や夜に歩くとどうなのかという話ですが、睡眠改善とか不眠解消、うつ病治療的な観点から言うと歩くのはやっぱり朝のほうがいいです。
すでにお伝えしたように睡眠改善効果の要因については、あくまでも朝日を浴びるという点が大きいからです。
逆に夜のウォーキングはリラックスした状態を作り出す副交感神経の働きを鈍らせてしまう恐れもありますので、実はあまりお勧めできません。
一方で、夕方の16時~18時のゴールデンタイムというのがあって、この時間は筋トレに適した時間といわれていますが、それもアスリートレベルに限られるようです。
つまり私達のような庶民が、ダイエット目的でウォーキングをする場合にはそれほどこだわらなくてもいいでしょう。
まとめますと、
- 睡眠改善、不眠解消、うつ病改善目的なら早朝ウォーキングに効果あり
- 夜間のウォーキングはお勧めできない
こんな感じになります。
あなたも健康増進に早朝ウォーキングを楽しんでみませんか?