結局のところ糖質制限中に炭水化物ってどれくらい摂ってもいいの?
糖質制限中に炭水化物を控えるのは当たり前なのですが、最初から3食全て主食抜きという強者は少ないでしょう。
ほとんどの人が1食あたりの炭水化物を減らそうとするか、せいぜい一日1~2食だけ主食を抜こうと思う感じではないでしょうか。
ということで、結局のところ、糖質制限とはいえ、どのくらいの炭水化物を摂取してもいいのかを考えてみました。
えっ、野菜にも炭水化物が含まれてるって本当?
まず糖質制限中に摂取してもいい炭水化物の量のお話をする前に、3つの前提をお伝えします。
一つ目は、炭水化物の摂取量をゼロにすることは食べ物を食べる限り限りなく不可能に近いこと。
野菜にだって炭水化物は含まれます。特にイモ類やとうもろこし、かぼちゃなどは炭水化物の量が多いですから食べ過ぎると太ります!
二つ目は、炭水化物というのは糖質と食物繊維を足したものであること。
つまり式で表せば、[炭水化物=糖質+食物繊維]です。
ということで、食物繊維は基本的にどちらかと言えば摂取したほうがいいですから、実質的には糖質の摂取量のお話になりますね。
三つ目は、私がここで対象としているのは糖質制限ダイエットであること。
糖質制限食というのは元々糖尿病食として考えられたといいます。
なので治療の一環で糖質制限食を食べている場合にはお医者さんの指示に従う必要がありますので、これからお話する摂取可能な炭水化物の量は参考にしないでくださいね。
ということで私が考える糖質ダイエット中に摂取可能な炭水化物の量です。
有名な江部先生の3つの方法を参考に
糖質制限のパイオニアと呼ばれるDr.江部こと江部康二先生が書かれた<こちらの本>によると糖質制限食のやり方について3つに分類されています。
- スーパー糖質制限食:1日3食とも主食を抜く
- スタンダード糖質制限食:朝と夕に主食を抜く
- プチ糖質制限食:夕だけ主食を抜く
です。
上記の3つの方法を基準に考えていくのがわかりやすいと思いますが、参考までにご飯(白米)1杯(150g)あたりの糖質が55gです。
普通に何も気にせずに糖質を取った時には、主食だけで150g強は行きますね。
ただし150gのご飯茶碗というと成人男子には少し小さめですし、実際にはお米以外にも糖質は含まれますので1日の摂取量は200gを超えてくるでしょう。
それを踏まえると、1日の糖質摂取量はスーパー糖質制限食で30g~60g、プチ糖質制限食で100g~150g程度になるのかなと思います。
スタンダード糖質制限食はその真ん中辺りでしょうか。
私は、この記事を書いている段階ではプチ糖質制限食を実践していますが、最初の方は1日120g程度を目標にすればいいと思います。
※女子はもう少し少なめでしょうかね。
モテボディを作る場合には、糖質制限ダイットは、あくまでも筋トレ等をして体を傷めないために減量目的です。
なのである程度体が軽くなったら糖質制限はしばらくキープしてもスーパー糖質制限食までは行かず、その分筋トレを始めればいいと思います。
これもいろいろと見解がありますが、筋トレにはある程度の糖質が必要と言われていますね。