正月の酒太りを解消しようなんて愚の骨頂!日本酒の糖質意外に少ないって本当!?
お正月って何日あるんですか?とびっきり弾けるのはせいぜい三ヶ日ですよね?
それなのにお正月の酒太りを解消しようなんてもったいなくないですか?
お正月くらいは日本酒を飲んでも大丈夫な理由を考えてみます。
日本酒なら5合飲んでようやくご飯1杯分?
「日本酒は糖質が多いから糖質ダイエット中には飲んではダメ!」
なんてまことしやかに囁かれている、というか叫ばれてますが本当にそうでしょうか?
確かに、毎日毎日ザルのように日本酒を飲み続けるのは決していいとはいえません。でも1日1合程度なら飲んでも大して影響はないんですよ。
その根拠はというと日本酒の糖質量です。日本酒の種類によって3.5~5.0gくらいまでと幅がありますが、4gとしましょう。
・日本酒 4g
対してお米(精製米)の糖質量は
・白米 36g
※いずれも100gあたりの糖質量
で、ちょっと算数をやっちゃいますよ。白米はご飯茶碗1杯約150gで糖質が55gになります。日本酒は1合180cc(g)で7.2g。
つまりご飯茶碗1杯のご飯は、7.3合分の日本酒なんです。
ご飯も日本酒も両方たらふく摂ってしまったらそりゃ太りますが、ご飯を食べなければ7合も日本酒が飲めるってことでもあります。
私なんてお酒が弱いので、2合も呑んだら結構酔います。
なのでお正月くらいは日本酒を飲んでも無問題ではないでしょうか。
赤ワインはポリフェノールが多いのですが糖質がとか言ってる奴
他にももっと深刻なのが赤ワインに対する認識。
赤ワインの100gあたりの糖質は日本酒よりもずっと低く1.5gです。
つまりボトル1本飲んでも10.8gですから、計算上はご飯1杯分の糖質を摂取するにはワインボトル5本飲む必要があります。
ちなみに白ワインは赤ワインよりも少し糖質が高いですがそれでも2.0gです。ロゼが日本酒と同じで4g。
どれもこれもそれほどお酒では糖質摂取過多にはならないのですよ。
ここまで来ると日本酒や赤ワインが太るというのは、お酒メーカーが糖質ゼロアルコールを売るための戦略とさえ思ってしまいます。
ただし甘酒については100gあたり48gも糖質があり砂糖を飲んでいるのと同じなので注意が必要です。同じく甘いお酒の代表格である梅酒も同20gと高めなので控えたほうが無難です。
ビールは100gあたりの糖質は約3.5g程度と日本酒よりも低いですが、アルコール度も低く量を飲みますので太りやすいといえば太りやすいです。
でもこれも同じで主食としてお米を食べないのであればそれほど気にする量ではありません。
蒸留酒であるウイスキーや焼酎などは糖質の面から言えばいくら飲んでも大丈夫です。糖質ゼロです!
とはいえ繰り返すますが、三ヶ日くらい好きなお酒を好きなだけ飲んでもいいですよ。
しいて言えば落とし穴は食べ物
お酒単独で飲む分には正月太りを解消するほどの糖質量ではないことはおわかり頂けたと思いますが、強いて気をつけたほうがいいとすれば食べ物です。
アルコールが入ると食べ物が進みますよね。そこで高糖質、高カロリーのものを際限なく食べ続けたらやっぱり太ります。
とはいえ、昔ながらのおせち料理で太るといえば栗きんとんや伊達巻などの甘いモノや炭水化物の代表格であるお餅くらいでしょうか。
その他の刺し身や煮物、酢の物などは全く問題無いですね。
ということで、いかにしてお正月のお酒太りを解消しようとするネガティブな心がもったいないかがおわかり頂けたかと思います。
正月くらいは体を壊さない程度にリラックスして過ごしして、また新年からハイパフォーマンスで頑張りましょう!