糖質制限ダイエットの正しいやめ方を知ってリバウンドを回避する!
巷ではすっかり糖質制限ダイエットがダイエットの主流となっています。確かに糖質を抜くと体重は減るんですよね。私は今まで完全な糖質オフは経験していないのですが、制限しただけでも体重は4ヶ月で4kgほど減りました。
さて糖質制限をやめようと思うのは人それぞれでしょう。
- 糖質制限ダイエットに効果を感じなかったから
- 糖質制限ダイエットで十分な効果が出たから
- 糖質制限ダイエットで体調が悪くなったから
などが理由かと思いますが、糖質制限ダイエットにも正しいやめ方があります。やめ方を意識しないと一気にリバウンドをしたりするので、リバウンドをいかに回避するかはの知識は備えておきたいところです。
話は変わりますが私がWEBコンサル系のパートナーと同じ事務所で働いていた頃、彼が完全糖質オフのダイエットをしていました。そしていよいよ2ヶ月の糖質オフ期間が終わった時に
「やっとそばが食べられるんですよね~」
と言っていたのを思い出しました。
これこそが糖質制限クールダウンみたいなことだったんですね。
ということで、正しい糖質制限ダイエットのやめ方をシェアしたいと思います。
リバウンドの3つの原因から糖質制限のやめ方を考える
やめ方の前に、そもそもなぜ糖質制限ダイエットをやめるとリバウンドをしやすくなるのでしょうか?リバウンドの理由を上げつつその解決策を探っていきましょう。
それが糖質制限ダイエットの正しいやめ方になりますので。
脳が勘違いを起こす
これは糖質制限ダイエットというよりもダイエット全般に言えることなのですが、糖質を制限している状況では、脳が飢餓状態になるんですね。
つまり「消費エネルギーを抑えよう、抑えよう」とする効果が働くので、少しの糖質摂取でも体に蓄えよう、吸収しようとする司令がでるわけです。
その「蓄えよう神経」みたいなものが過敏に反応しちゃうので逆に太りやすい体質になってしまっていると考えられます。
ここで思い出していただきたいのが、私の以前のパートナーが「そば」から糖質制限を解除したという話です。GI値という血糖値を上げるスピードの目安となる数値があるのですが、そばはGI値が低いのです。
なので糖質制限ダイエットをやめる時は低GI値の食べ物から糖質制限を解除することによって、脳と体をならして行くことが良いと思います。それと分量も制限前に食べていた量を一気に摂るのではなく徐々に増やしていく感じです。
マインドの崩壊
糖質制限ダイエットをやめる原因は人それぞれだと思います。でも糖質制限ダイエットをやめるということは、「制限」を解除することにほかなりません。人間、仕事がオフになったり、試験が終わったりすると気が緩みますよね。
そういえば学生の頃の先輩で、正月になると必ず風邪をひく人がいました。その方などは、長期休暇などで気が緩んで体内の免疫が弱くなるんでしょう。
ちょっと話題がそれましたが、ふたつ目に注意したいのが、「糖質制限」という縛りが解除されたことによる、極端な緊張感からの開放です。
では対処方法は?
マインドの崩壊からのリバウンド回避には「記録」が一番だと私は考えます。
体重をはじめ、食べたもの、体調などのその日の気分まで記録してしまうのです。
すると少しは客観的に自分を見つめられるのでダイエット中には緊張していたマインドの急激な低下は免れると思います。
筋肉量の低下
最後は筋肉量の低下です。糖質制限ダイエットによって直接筋肉量が低下するわけではないのですが、糖質制限をしていると自然と摂取カロリーも少な目になる傾向があります。その分消費カロリーも抑えようとする働きがあるので、結果として基礎代謝も落ちることになります。
また、逆に糖質制限をすると体内に蓄積された脂肪からエネルギーを得ることになるので脂肪が分解されて痩せるというメカニズムではあるのですが、同時に筋肉の分解も進んで基礎代謝が低下するという現象が起こります。
この対処法としては、我々オヤジがカッコいい体を作ることを考えれば、糖質制限ダイエットの実行中から十分なタンパク質を摂取しつつ、筋トレも平行して行っていくことです。
本当に糖質制限をやめてしまうのか?
この記事を読んでくれたあなたにこれを言うのもおかしいですが、最後に
「あなたは本当に糖質制限をやめてしまうのですか?」
と問いかけたいと思います。
確かに、当初のダイエットの成果が出たり、糖質オフがどうしても我慢できない場合には無理に糖質制限ダイエットを継続する必要は無いのかもしれません。
とはいえ100%糖質オフとまでは言わなくても、適度な糖質制限は糖質摂取過多が生活習慣病の原因のひとつとも言われている現代においては有効な気も私はします。
なので、完全糖質オフ制限からは脱却するとしても、糖質制限をやめるということではなく、弱めるという方向に転換してはいかがでしょうか?
この記事が「糖質制限のやめ方」という位置づけではなくて「糖質制限の弱め方」になってくれれば嬉しく感じます!