ダイエットするならウォーキングとジョギングどちらがいい?
ダイエットするならウォーキングとジョギングのどちらのほうが効果が高いのかについて考えてみたいと思います。
ダイエットの方法は様々ですが、運動を取り入れる時に必ず迷うのは有酸素運動にするか、それとも筋トレにするか?
答えは両者を組み合わせるのが一番いいというのが今まで私が調べてきたり、本業で関係のあるパーソナルトレーナーの方々のお話を聞いて、総合的に判断した結論です。
それでは有酸素運動の中でダイエットに一番効果的なのは何か?
有酸素運動の種類については過去に書いた『ダイエット初心者が簡単に始められる有酸素運動5選!
』を参考にしていただくとして、ここでは誰でも気軽に始められる有酸素運動で一番代表的なウォーキングとジョギングを比較しますね。
ウォーキングとジョギングの共通点と結論
最初に結論からお伝えしちゃいます。
ウォーキングとジョギングでは、ダイエットにおける脂肪燃焼効果だけみたらジョギングのほうが効果的です!
これからその理由を明かしていきますが、まず始めにウォーキングとジョギングの共通点からお伝えします。
ウォーキングとジョギングで共通なのは脂質と糖質の使われる割合です。
両者とも半々ぐらいの割合で脂質と糖質が使われます。
これは運動の中では脂質が使われる割合が比較的高いのでダイエットには効果がある運動といえます。
しかし、ウォーキングとジョギングでは、ある点でジョギングのほうが格段に優れています。
次はジョギングが優れている話をしていきますね。
ジョギングがウォーキングよりも優れている理由
ジョギングとウォーキングとでは、消費カロリーが全く違うのです。
消費カロリーだけ見ると、ややキツイと思われるペースである時速8kmでもジョギングと、少し速歩きの時速6kmでのウォーキングを比較した場合、なんとジョギングの消費カロリーはウォーキングの2倍なのです!
ならばもっと速く走ればいいのかというと、そういうことではありません。
速く走ったら長い時間走れないので結果としてカロリーは消費されなくなりますし、何よりも速く走り過ぎると使われるエネルギーの割合が、脂質よりも糖質のほうが多くなり、体脂肪の燃焼効率が悪くなります。
それでは、最適なジョギングのペースはどのくらいでしょうか?
ダイエットで最適なジョギングのペースとは?
ダイエットで最適なジョギングのペースは出来る限りゆっくり走ることです。
先ほどウォーキングとの比較で示した時速8kmくらいのペースが一番適しているようです。
難しいことをいうと心拍数の問題なんですね。
最大心拍数の60~80%くらいが一番ダイエットに効くジョギングのペースですが、それが時速8km位になります。
感覚でいうと少しキツメのメースですが、運動したての人に限って言えば、とにかく出来る限りゆっくりと走ると覚えておけばいいと思います。
そして無理しない程度に長く走れれば当然消費カロリーは大きくなりますから
【出来る限り<ゆっくりと><長く>走る】
これがダイエットに一番いい走り方です。
ちなみに、もしあなたに最近運動する習慣がなかったり40代以上であれば突然ジョギングから始めるのはあまりお勧めできません。参考:『40代のダイエットでウォーキングがジョギングよりも有利な理由とは?』
ぜひ故障などしないようにウォーキングで運動習慣を付けてからジョギングを始めましょう!