健康維持を目的としたジョギングの運動強度は?
ジョギングにもいろいろと目的があると思います。
このブログでは、主にダイエット・ボディメイクを目的とした情報を発信していますが、実は念頭においてあるのは中年以上高年に達する未満の健康増進が一つの目的になります。
人間は、いま喫緊の課題になっていない健康に関することよりも、モテたいという本能的な動機のほうが行動を起こしやすいですからね(笑)
なので、健康のための運動・食事・睡眠については前面には出してないですが、運動をして健康を維持するための情報も発信していきます。
すこし前置きが長くなりましたが、ここでは健康維持を目的とするならどのような強度でジョギングをすると効果的なのかについてお話します。
ダイエット目的と健康目的のジョギングの違い
まずジョギングとウォーキングの関係性ですが、ダイエット目的ならウォーキングよりもジョギングのほうが優れています。
参考:ダイエットするならウォーキングとジョギングどちらがいい?
簡単に言うと、ジョギングのほうが脂肪燃焼に適した運動強度になりやすいからです。
ジョギングとは言っても、運動強度的にはややキツイと感じる程度(中程度)ですね。
では健康目的の場合にはどうででしょうか?
答えは一つではないんです。
理由は、その人それぞれに健康の意味が違うからです。
ということで、細かく分ければキリがないですが、以下3つの健康タイプに分けて、ジョギング、もしくはウォーキングも含めた運動強度を考えていきたいと思います。
健康のタイプ別運動強度
ジョギングの運動強度には一般的な区分として4種類あります。
最大:運動能力の向上を目的にするアスリート向け
高:持久力を高めたい人向け
中:脂肪燃焼を目的とした人向け(ダイエットに最適)
軽:運動することに慣れたい人向け
上記のうち、最大、高、については明らかに競技として運動を楽しみたいとか、戦いたい人向けなので、単に健康増進したい人には一般的に言うと向かないばかりか、間違った方法でジョギングに取り組むと逆に健康を害すこともありますので注意が必要です。
それを踏まえて3つの健康タイプに適したジョギングの運動強度についてお伝えします。
若さキープの健康タイプ
このタイプの目安としては、年齢を重ねても運動能力の落としたくないと考えるタイプです。
この場合、少なくとも現在の筋力を低下したくないと考えられますので、4段階で言えば、最低でも中程度の運動強度が必要ですね。
つまり脂肪燃焼に最適な強度でジョギングをしておけば、若さはキープできるというわけです。
具体的には、ややキツイと感じる程度の強度で走りましょう。
出来る限り遅く走ることから始めて、ちょっと息がふーふーする程度に持っていくようにすればいいです。
ジョギングをする時間は、次の日のうちには疲れが取れるくらいから始めるといいです。
週3日を目安にやればいいですね。
通常の健康維持タイプ
通常の健康を維持するためだけだったら、運動強度を意識する必要はありません。
正確に言えば、運動強度は一番軽いもので取り組めば大丈夫です。
つまり、出来る限り遅く走るということです。
間違っても肩で息をするようなペースで走ると負荷をかけすぎですので注意しましょう。
運動強度が低い分、週3日~5日くらいまではやっても問題無いですが、翌日に疲れが残らない範囲内でやりたいですね。
リハビリ系健康タイプ
最後がリハビリ目的でジョギングをしたい場合や、今まで極端に運動が苦手だった人。
もしくは、すでに50歳を超えている場合でこれからジョギングを始めるような場合には、ジョギング以前にウォーキングから始めるといいです。
ジョギングやランニングとウォーキングの違いは、地面から一時的に両足が離れているかどうかです。
ウォーキングは必ずどちらかの足が地面に着地しているので膝に対する負荷が低いんですね。
ジョギングはその逆で、いくらゆっくり走っても、やっぱり膝への負担はかかります。
繰り返しますが、糖尿病など、なにか疾病があって運動をする場合や、今まで運動習慣がなくて運動を始めようとする場合には、ぜひウォーキングから始めることをおすすめします。
ウォーキングならあまり長い時間でなければ毎日でも構いません。
翌日に疲労が残らない範囲内でやりましょう。
いかがでしたか?
ぜひあなたのシチュエーションに合った運動強度でジョギングやウォーキングを健康増進に役立てていただければと思います。