160804denshishoseki

吃音を克服できた今、バリバリに話をする接客業や電話のオペレーターをして・・・、いるわけもない(笑)。

ばかりか、実はほとんど話さなくてもいい仕事をしている。

正確に言えば、最近は仕事の幅が広がり、緊張して話さなくてもいい仕事をしているといったほうがいいかもしれない。

そのことは最後にお話するとして、なぜやっと吃音者でもできる仕事についたのに、どもりグセが治ったのか?

つまり、吃音者でもできる仕事を続ける必要がなくなるまでになったのか経緯をお伝えする。

今の仕事を始めたからこその出会い

簡単なことである。

完璧とは言えないまでも、おかしな心理療法とか発話練習なんかよりも、簡便で安価な>このダウンロード可能な教材<に出会ってしまったからだ。

この教材との出会いは、吃音者でもできる仕事に深く関連している。

あ、吃音者でもできる仕事だとイメージづらいので明かしてしまえば、ライターである。

特にその頃は、クライアントになりきって文章を書いていたりした。

いわゆるメールマガジンとか、セールスレターとかいったものだ。

基本ライターの仕事は少しの打ち合わせだけで、あとは独りでできる。

これは今でも変わらないが、ほとんどが自宅で仕事を完結できるのだ。(もっとも、もう少ししたら東南アジアに移住する予定)

で、僕が書いていたセールスレターと言われるものもダウンロード可能な教材が多かったのだが、いろいろな種類の教材のセールスレターを研究することも多かったのだ。

ちょうどその中に>この教材<もあったというわけだ。

思わずクリックをポチっ

本当にジャンルもたくさんあって、語学学習やら、体の悩み系など盛り沢山なのだが、さすがに自分が長年悩んできた吃音克服の教材を見つけた日には、間髪入れずに購入してしまった。

セールスレターは長いものが多くて、ご多分に漏れずその吃音系の教材も長かったのだが、ほぼほぼ中身を読まずに申し込みボタンを「ポチっ」とクリックしてしまった(笑)

他の教材に比べると、若干高い部類に入るのだが、それでも心療内科や発話訓練に通うことに比べれば安い

すでに吃音が邪魔になる仕事には就いてなかったので、以前よりは吃音を克服したいという願望は消えていたが、今後恋愛もしっかりしたいしなどのことを考えたら、吃音を克服出来て悪いわけはない。

本当に完全に吃音を克服できたのか?

吃音の克服ってどのへんまでいったら克服できたと言えるのだろうか?

まったく吃音の症状が出ないことを言うのならば、僕のは吃音を克服したとは言えないのかもしれない。

ただし、吃音に対する恐怖心がなくなったことは100%事実だ。

吃音者にしかわからないと思うが、どもるってわかってても、それが怖くないことがあるのだ。

かといって、どもることに対しての苦手意識がなくなったというか、そういう生ぬるいレベルの話でもない。

なので、どもりが怖くなくなるメカニズムが学べただけでも、かなり気持ちが楽になったし、とは言っても吃音の症状はほとんどでなくなった。

吃音を克服した今、話す仕事にも積極的に

冒頭で仕事の幅が広がったといったのは、セミナー講師コンサルタントのことだ。

奇しくも吃音を克服できたなと少しだけ感じた翌々月に、以前からWEB関係の仕事を手伝わせて頂いていた方から「今度、フリーランス向けにインターネットの話をしていただけませんか?」と依頼されたのが最初。

その後、WEBコンサルティングを含めた個人事業主のホームページ作成も請け負うことになり、打ち合わせやコンサルティングではスカイプを使っている。

つまり、セミナー講師もコンサルタントもクライアントと話すことが必要だけど、ほぼほぼ、どもらなくなったのだから至極順調に仕事を進めている。

チャンスを掴むも逃すも本当に一瞬のことなんだよなと考えている今日このごろである。